この おはなし を よみました ♪

『たなばた』

『 たなばた 』  ちゅうごく  の むかしばなし 


たなばた

  

ぎんが とも みるく の みち とも いわれる むすう の ほしぼし の あつまり、 それが よぞら に よことう あまのがわ です。
 

これから なつ に かけて の はれた よぞら に あまのがわ を みあげたら、  おおきな ほし の さ んかっけい を さがして みて ください。

さんかく の うち、 ふたつ の ほし が きょう の おはなし 

おりひめ の ほし は、 しょくじょせい べが、 ひこぼし の ほし は、 けんぎゅうせい あるたいる です。 


むかし むかし、 てん の かみさま には はたおり の とても じょうず な、それは それは うつくしい むすめ が おりました。

その おりひめ が おる いろ あざやかな うつくしい ぬの には、 だれも が おどろき の こえ を あげ、 すばらしい と ほめたたえました。

おりひめ は、 はたおり が とても すき で、 まいにち ぬの を おって いました。

 

さて、おとうさま の てん の かみさま は、 

おとしごろ に なった おりひめ に ふさわしい、 

はんさむ で はたらきもの の わかもの を 

むすめ の おむこさん に したい と さがして いました。

うし を かう のが じょうず な わかもの が かみさま の おめ に とまりました。

うしかい の ひこぼし に とって おりひめ は、 うまれて はじめて みる うつくしい じょせい、 おりひめ に とって も ひこぼし は もうしぶんない だんせい でした。

ふたり は おたがい、 ひとめ みる なり、 たちまち こい に おちいりました。

まもなく ふたり の あまい しんこん せいかつ が はじまりました。

たのしく すてきな まいにち を すごし、 おりひめ は はたおり に きょうみ を うしない、 はた には みむき も しなくなりました。

ひこぼし も はたけ に でていかなくなり、 うし に えさ を やらなく なって しまいました。

てん の かみさま は、 そんな ふたり を  こまった もの だ と  おもい、  いぜん の ように ち ゃんと しごと を するように と     ふたり に ちゅうこく しました。

しかし、 ふたり は そんな かみさま の ことば に みみ を かそう とは しませんでした。

そして、 ついに かみさま の いかり を かって しまったのです。

てん の かみさまは、 ほし が ながれる かわ で、 ひこぼし と おりひめ を、 とおく ひきはなして しまった のです。

その かわ が あまのがわ なのです。

その かわはば は どんどん ひろく なり、 とうとう ふたり は おたがい の すがた は おろか、 どんなに おおごえ で さけぼう とも、 その こえ は あいて に とどかなく なって しまいました。

ふたり に てんばつ が くだされて しまった のです。

おりひめ は、 はた を おって ひこぼし の こと を わすれよう と しました が、 あふれでる なみだ で しごと は はかどりません でした。

ひこぼし も、 まいにち、 まいばん、 おりひめ を おもいだしては、 ものおもい に ふける だけ で、 はたけ にも いきませんでした。

うし は だんだん と やせおとろえ、 はたけ も ひにひに あれて いきました。

てん の かみさま は、 そんな ふたり が あまりにも かわいそうに なり、 こころ おだやか では いられなくなりました。

あまのがわ の りょうぎし に たたずみ、 おたがい を もとめて なきさけぶ ふたり に、 あるひ、 かみさま は、 いいました。

「わが むすめ よ、 また はた を おるなら、 ひこぼし と あう のを ゆるして あげよう。 どうだ?」

「はい、 はた を おります。 また ひこぼしさま と おあい できる の なら、 どんな おおせ にも したがいます。」 

おりひめ は おとうさま に ちかいました。

「わが むこ よ。 また はたけ で はたらく なら、 おりひめ と あう のを ゆるして あげよう。 どうだ?」

「はたらきます。 また おりひめさま と おあい できる の なら、 どんな おおせ にも したがいます。」 

ひこぼし は かみさま に ちかいました。

「よかろう。 それ ならば まいとし しちがつ なのか の よる、 ここ で あう が よい。」

あまのがわ に へだてられた ふたり は、 その よる、 あまのがわ の ほとり で、 むこうぎし を みつめて いました。

すると かささぎ の むれ が とんで きて、 その つばさ を ひろげて はし を つくり ました。

そして ふたり は あまのがわ の うえ で ふたたび、 あう こと が できました。

いちねん ぶり に あえた ふたり は どんなに しあわせ だった こと でしょう。

こうして おりひめ と ひこぼし の ふたり は、 いちねん に いちど だけ、 あえる ように なったのです。


この おはなし は、 ちゅうごく の でんせつ に ゆらい して います。

さんぜんねん も まえ の しょもつ に、 この ふたつ の ほし の こと が かいて ある そう です。

そして にほん でも おさいほう や おりもの の かみさま と して たなばたひめ あるいは たなばたつめ を おまつり し、 おんな の ひと が うつくしく み を きよめる ならわし が あったそうです。

ちゅうごく の でんせつ と にほん の ならわし が あわさって、  たなばたまつり が うまれて きた よう です。

にほん では、 たなばた は しちがつ なのか の よる、 おこなわれます。

こどもたち は、 ねがいごと を いろ とりどり の たんざく に かいて、 ささ や たけ の えだ に むすんだ たなばたかざり を のきさき に だして おきます。

おまつり では、 みやぎけん せんだいし や かながわけん ひらつかし の たなばたまつり が ゆうめい です。

まいとし、 なんびゃく まん にん もの ひと が おとずれ、 うつくしい たなばたかざり で にぎわう ちゅうしんがい の さんさく を たのしんで います。

おりひめ と ひこぼしの、ねん に いちど の おうせ が、 ことし も どうか かないます ように

ほし に ねがい を かけて、 たなばた の おはなし を おとどけしました。
 

 

 


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