この おはなし を よみました ♪
『ねずみ の かいぎ』 いそっぷ どうわ
ねずみ の かいぎ
ある いえ に、 ねずみ を つかまえる の が とても じょうず な ねこ が いっぴき いました。
おかげ で ねずみたち は いつも びくびく、 す から も でられず、 おなか は いつも ぺこぺこ でした。
そこで ある ひ、 ねずみたち が あつまって かいぎ を ひらき ました。
すると、 いっぴき の わかい ねずみ が いいました。
「ねこ の くび に すず を つけましょう。 そうすれば、 ねこ が くる の が すぐ に わかる でしょう。
♪ちりん ちりん と おと が したら、 さっさ と にげれば いい のです」
「さんせい、 さんせい」
みんな は、 て を たたいて よろこび ました。
そのとき、 いっぴき の としより ねずみ が いいました。
「それ は よい かんがえ だ。 だが、 だれ が ねこ の くび に すず を つけ に いって くれる の かな?」
「・・・・・・」 「・・・・・・」
とたん に、 みんな は だまりこんで しまいました。
みんな ねこ を こわがって、 すず を つけ に いく ねずみ は いっぴき も いなかった のです。
よい さくせん が あって も、 それ を じっこう できる ひと が いなければ、 どう に も なりません。
おしまい
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